甘辛く高級感あるすき焼きは日本の代表的な食べ物

甘辛いすき焼きは日本の和食の代表

すき焼きといえば世界にも知られる日本の伝統的な和食の1つに数えられ、外国人観光客の間では「寿司、すき焼き、天ぷら」は食べてみたい3大メニューに君臨しています。
日本では今は様々な食材が流通し、牛肉の食べ方も多様化していることから、かつてほどもてはやされることはなくなりましたが、今でも一番のご馳走といえばすき焼きというご家庭も多いのではないでしょうか。
牛肉のブランド化や高級化が進んだ結果、宴会の席でも一番高級なコースとして、今でもすき焼きは高嶺の花であるケースも少なくありません。
あっさり頂けるしゃぶしゃぶ派と、甘辛い味付けのすき焼き派に分かれることもありますが、あの甘辛い味を決める割下こそ、すき焼きの味わいを決めるポイントになります。
砂糖、醤油、みりんやお酒が基本材料となりますが、お店ごとに独自のブレンドがあり、使う調味料や製法にもこだわっています。
白砂糖ではなく黒砂糖やざらめを用いる、ゆっくり溶ける綿菓子を砂糖代わりに入れるといったお店もあります。

定番の牛肉から豚すきや鶏すきまで

すき焼きは明治時代に明治維新が起こり、江戸時代の鎖国が解放されて異国から文化が流入した際に牛肉の調理法を考えて考案された牛鍋にルーツを持ちます。
新しいものがどんどん入ってきた横浜から東京へと広まり、東京では高級な食べ物として人気を博しました。
一方、庶民にとっては高嶺の花であるとともに、牛肉はまだ手に入りづらいことから、豚肉を代わりに用いてすき焼きにしていたという地域もあります。
鶏は昔から食べられており、豚は当時も生産している地域も多かったことや、牛肉を食べる文化がなかった時代には牛肉の臭みが気になって食べられないという方も中にはおり、その習慣が受け継がれて、今でもすき焼きといえば豚肉というご家庭も存在しています。
また、地鶏のブランド産地や鶏肉料理の専門店では鶏肉のすき焼きも提供されています。
柔らかでジューシーで脂肪分も多い鶏のもも肉をスライスして、牛肉と同じように、特製の甘辛い割下に旬の野菜や豆腐、白滝などと煮込むすき焼きです。

各地の特産の銘柄牛ですき焼きを楽しむ

定番の牛肉のすき焼きもお店ごとに異なる割下の違いを楽しむだけでなく、牛肉の違いも楽しめます。
霜降りとかA5ランクといった品質の違いだけでなく、各地の銘柄牛を食べ比べてみるのも贅沢な楽しみです。
全国トップクラスの人気を誇る松坂牛をはじめ、人気の高い神戸牛や近江牛や、近年注目を高めている飛騨牛や常陸牛など、各地の銘柄牛を専門店や旅行先や出張先で味わってみましょう。

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